Home DNA Report DNAイラクプロジェクト第3弾(2003年7-8月)写真レポ(横山朱子)

写真レポ(横山朱子)

イラク写真レポ (横山朱子)
 
girl
バドルの娘@アラシッド

戦後に廃墟となった少年院を占拠し暮らす少女。
シーア派兵士バドルの父と供に戦後イランから帰国した。
 
 
 
fire
火事@バグダッド

路地裏のゴミ山から広がった火は縫製工場に燃え移った。
気温53度の下ではこのような事故はよくあるという。
水道施設は戦後整わず、水不足で消防車も来ない。
 
 
 
sleep
空き地で寝るホームレスの親子@サダムシティー

8月に入り気温は50度を超えた。
家賃が払えず家を追い出された家族は、
ホームレスとなり空き地に直接布団を敷いて寝ていた。
 
 
 
prisoner
受刑者たち@ラマディ警察署本部

監獄に近づくと囚人たちは「撮れ!撮れ!」と騒ぎ出した。
監守もそれを見て笑っている。つまりは更正施設ではないってことか。
ほとんどが戦後の混乱時に略奪を行った人たち。
中には友人の家を略奪し、盗んだ服を着ていたところ通報され御用となった人もいた。
 
 
 
exp
バスガス爆発@ラマディ

ガスタンクを積んだ車から出火し爆発が起きた。
消防車の水が足りず火災は放置されたまま。
米軍からの応援は一切なかった。
 
 
 
call
サダムコール@ティクリート

サダムの出身地ティクリート。
市民たちはサダムの写真をかかげ飾り復活を祈る。
「血と魂をあなたに捧げます、サダムよ!」
 
 
 
police
警察官@モスル警察本部

警察官の制服が新しくなった(左)。右はサダム政権時代の制服。
 
 
 
ceme
死刑囚の墓地@アブガレイブ

処刑された政治犯の多くは無実だった。
サダム政権が崩壊した今家族たちは遺体を掘り起こし故郷に持ち帰る。
しかし遺体を見つけられた人はまだ幸せといって良い。
死刑囚の多くは秘密墓地に埋められているからだ。
 
 
 
family
家族@アブガレイブ
 
 
 
boy2
イラク美男子図鑑

22才。元イラク国軍兵士。独身
見よ!この端正なお顔立ち。
 
 
 
asian_amesol
アジア系米軍兵士@カズミヤ

米軍兵士の人種はラテン系、アジア系など様々。
彼らの国籍はアメリカ合衆国ではない。
米軍に入ればアメリカで学費の援助が受けられるという。
 
 
 
sensha_hakaba
スクラップ平原@アルワタラシュ

爆撃で残骸となったトラックやバスと一緒に戦車までもが無造作に積み上げられている。
 
 
 
road
米軍の爆撃跡@ルトバ

高架にはこんなに鉄骨が入っていたんだ・・・ということが分かった。
 
 

 
 
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